フィルム時代、風景を写していると
35㎜判ではプリントで拡大した際に粒子荒れが気になり出す。
フィルムサイズが大きなカメラを使うと拡大率が少なくて済むのでその分綺麗なハズだ。
中判カメラを使おうと思うことになる。
これは自然の成り行きである。
不満は見事に解決した。「なんて緻密で素晴らしいのだ」と思った。
それはサービスサイズのプリントでも十分に判るものだ。
一番安いマミヤC220だ。程度のマシな中古品である。
NikonやCanon、否minoltaが良いとか巷で言ってるが
画質ではマミヤの中判には敵わない事を実感した。
いくら高価なLEICAでも画質では中判に敵わない事を知った。
フィルムサイズの違いは大人と子供の違いである。
一番安い確か80㎜F3.7 という汎用レンズ付きだったのだが‥。
このレンズは色乗りが濃くて硬いNikonのレンズと同類と感じた。
Nikonの様なシャープ過ぎて硬い感じもなく、
十分シャープでまさに最高であった。
しかし撮影するのに露出測定とそれをカメラに設定する作業が必要で、
35㎜一眼レフでは当たり前になっていたTTL測定でカメラの露出設定は終わっている手軽さには敵わず、また35㎜一眼レフは手持ちのし易さもあり手放せない。家庭用にCanon、気まぐれでマミヤを持ち出して楽しむこととなる。
しばらくはこの状態のままCanonで家族とか旅行を撮るだけ。
写真よりもむしろカメラ好きであった。
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